和の小箱
2013年05月03日
遠くなったお花見
五月になりました
すっかりお花も散り
風にふわふわ新緑を揺らしている桜の木を
遊さんは部屋からゆるゆると眺めています
あぁ そうだった
あの時母と二人でお花見に行った春の思い出
水筒にお茶 おやつ おにぎりを下げて
歩いて10分位の川の堤に行ったこと
小学生のころ毎年母と二人でお花見に..
そんなことを妹の藍さんに電話で話していたら
藍さんはこんなことを言います
「遊さんは毎年その話をする時に必ず
お母さんと二人で行ったと言うけれど
私も一緒だったよ」
遊さんはどう思い出そうとしても川の堤には
母と遊さんの二人の姿しか思い出せないのです
なんとしたことでしょう
不思議です
遊さんのわがままな独りよがりなのでしょうか
藍さんはおとなしくて静かなやさしい妹だった故か
少し反省 ごめんね 藍さん
無地の黒い箱
様々な色模様の友禅紙のかけらを
貼りました
モザイクのようです
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2012年09月08日
夏の名残り
遊さんです
まだまだお暑いですね
夏の残りが続きますが 夕暮れに少し嬉しいのは
夕焼けの空のドラマチックなことです
夕日と雲が共演して束の間のドラマのようです
ある日の夕焼け
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2012年06月12日
つれづれ小箱その3
遊さんです
梅雨入りのようですが庭木の緑も雨にぬれて一層濃い緑に
見えますね
つれづれに作る小箱 またご覧下さい
仕切りのある木の箱でしたので 布地を貼ってみました
落ち着いた色合いのお軸のじゅくそう用の布で貼り
取っ手は藍さんに削ってもらった竹にしました
全体におとなしいながら 心落ち着く小箱となりました
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2012年01月05日
墨の香り
遊さんです
新年おめでとうございます
遊さんのブログ
今年も出来るだけ 続けて行きたいですね
ご覧いただけましたら 嬉しいです
昨年の暮れに ご高齢の方々に和の小箱を差し上げることになりました
友禅紙を貼った小さな箱に 何かしのばせたいと思い
あれこれと考えてみました
料紙の切れはしに短い言葉を書いたらどうでしょう
お花の名前、季節への思いなどと考えましたが
はるか昔子供の頃の遊びを
小筆で書いてみようと 決めました
久しぶりに墨を摺り よい香りです
思い出した子供の頃の遊びは様々でした
花いちもんめ お手玉 かくれんぼ 石けり
春の花摘み 夏の蛍狩り 秋のとんぼとり
そして彼岸花を両手いっぱいに抱えるほど
摘んだことも 思い出されました
そんな遊びを拙い字ですが 書いてみました
遊さんも嬉しくなる贈り物になりました
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2011年11月20日
丸い小箱が出来ました
結さんに薄紅色の上用饅頭をお土産にもらいました
お饅頭が入っていたのは 丸い経木の箱でしたので
友禅紙を貼ってみたくなりました
ふたを何とか工夫して作れば 菓子器になるかしら...と
時にはこんなのも風変りでよいかなと思うのですが
使ってもらえるでしょうか
蕎麦ぼうろを入れましょう
茹で上げた栗も盛ってみましょう
遊さんは文字どおり こんなことで 遊んでいます
秋も深まりました 読書などで 夜長を過ごすよい季節です
様々な模様の扇面がいっぱいの友禅紙で
装いました
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2009年10月05日
私の宝物の一つ
遊さんです
これも十年余り前のこと
東京のある結社で 自詠短歌が
思いがけず「天地人」の 「地」に選ばれたとの
通知がありました
表彰式には行けない状態でしたが 出席出来なければ
取り消しとの由 まあいいかなと結さんに話すと
その長男がまだ小学低学年位だったでしょうか
(本当に年数忘れが はげしいことです)
それはそれは美しい金色の鳳凰の縁取りの まるで
本物そっくりな表彰状を パソコンで作って持って来て
くれました
その思いやりに大喜びした思い出があります
これは大事な大事な宝物で箱に納まっているのです
これは 枕草子の一部です
葉書の入る大きさの箱ですが
静岡のお菓子「黒奴」(とても美味しい和菓子です)の
箱の身と蓋に それぞれ新たに
蓋を作って仕上げたものです
二つになりました!
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2009年08月22日
始末屋?
遊さんです
この暑い夏の気候のせいでしょうか...
いんたあねっとの具合が悪く やっと回復しました
「姉妹の和」も夏バテ状態でしたが 復活です!
七月末に思いがけなく涼しい日が二、三日続き
ようやく動く気持ちになって 友禅紙・厚紙の整理を
してみました
どんなに小さな友禅紙でも 大事ですし大好きですので
あれこれ継ぎ合わせたりして 小箱をたくさん
作ってみました
出来上がってから 「なかなか 工夫したものだな」と
一人で合点して にこにこしています
これは 始末屋といいますでしょうか...?
手のひらサイズの 始末屋小箱達
取っ手を 竹の皮をくるくる巻いて 作りました
継ぎ合わせのふたです!
パッチワークというのでしょうか
まだまだ 出来ました!!
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2009年07月14日
一つが四つに!!
遊さんです
またまた 小箱作りです
小さな和菓子の空き箱
巾6cm 長さ23cm 高さ4cmの箱です
この箱を 四つの小箱に 作り替えました
魔法を使った心地です!
小さな箱ですので 友禅紙も 細かな模様を
選びました
取っ手は藍さんが送ってくれた竹製
それから竹の皮をくるくる巻いたもの
そして とっておきの 団栗です
手前右の 青い箱の取っ手は 団栗!
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2009年07月09日
古今集の小箱から 矢絣の小箱へ
遊さんです
先日作りました古今集の小箱の いきさつを
もう一度...
窓を見れば くもり空
樹木の葉は そよとも動かず
小箱を作ろうと 涼しそうな流水の友禅紙を
探すも 思うものが 見つからず
ふと 思いついて 墨を磨り
拙さは無視して 古今集を 少し書いて
小箱に 貼りました...というわけでした
また 小箱を作りたくなりました
あらためて 友禅紙の柄を 見てみましたら
涼しそうな色の矢絣模様を 見つけました
矢絣といえば 昔の時代劇では 腰元が
よく着ていたことを 思い出します
動きのある 流れるような 矢絣模様です
葉書大と もう少し小さなものと..
竹の取っ手は 藍さんが 切って削って
送ってくれたものを 付けました
藍さん ありがとう!
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2009年07月07日
古今集の小箱
遊さんです
お香好きな 義理の息子から
いつものように お香の空箱が
届きました(中身は 煙となって香りと共に
去りました)
小箱を作るときは 土台から厚紙を使って
作るのが 遊さんのやり方です
でも 届いた空箱は 深くしっかりしていて
すぐにでも 友禅紙を 貼りたくなるような
形です
これまでも いくつも届きましたが
そのつど 好みの友禅紙を 貼って仕上げました
今回は どうしようかと思いましたが
ふと 反故(ほご・書き損じた不用の紙)を
貼ってみようと 思い立ちました
久しぶりに 筆を持って 古今集を
料紙に したためました
そして その反故を 貼ってみたら...
このように 仕上がりました
お香の箱は ふたも深いので
ふたも身にすると 二つ出来ます
浅いふたは 別に 作りました
ふたが 大きく思われるかもしれませんね
これには 片手でさっと 開けられる便利さが
あるのです!
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