2009年09月12日

ゆうがおの夕べ

遊さんです

十数年前の春浅いある夕暮れ時 思いもかけなかった

病にかかり 半年程して退院出来たのですが

後遺症故 やむなく移転して 毎日動かずの日々の

ある夕方 垣根にぽっかり真っ白な大きな花が

開いていました

思ひが揺すられました

言葉の貧しい私には 「ああシャンデリア」としか

表されず 何かもっともっと深い美しい表現がないかと

とても焦りました

目も 思ひも 手も足も すっかり活動しなくなっていた私に

ゆっくり何かが 力を与えてくれたことを 何年か経た今も

夢のように思ひ返されます

「あれこれかえらぬことを 亦同じように」と あせる事もなく

自身に言い聞かせたことでした

どんなにか気持ちが細くなって 淋しさが訪れる黄昏時に

ほわっと真っ白な大輪が 少し上向きに眼に入るように

苗を挿してくれた事 深く感謝しても

その頃はただ嬉しいとのみ思ったようですが

十数年経た今年 初めてどんな思いを持って

ゆうがおを眺めたかを 植えてくれた人に話しました

その折の深い深い嬉しさをようやく話すと

此の夏が去ろうとするこの頃 再び垣根に添ってゆうがおの

蕾がついたことを聞きました

開花を心待ちしていましたのに   あわて者の遊さんは

転倒して動けなくなり 庭で見ることが 叶わなくなってしまいました

やっとゆうがおの話を聞いたり 映像を見たり...していますが

でも十数年前の幻のゆうがおが 残っています

本当は 「よるがお」とか..  でも遊さんにはやはり 「ゆうがお」です

 

yuugao

 

大きな蕾なのです   これから咲こうとするゆうがおです

   

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遊さんと藍さん/姉妹の和 at 10:55│この記事へコメントを書く/見る(2)
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この記事へのコメント

1. Posted by 有賀 陶子   
遊さん

そんなお辛い時期もあったのですね。

繊細な感性をお持ちの遊さんには、

美しいものがちゃ〜んと道しるべを示してくれるのですね。

周りの方々も暖かく、幸せが伝わってきます。

小箱の作品を改めて素晴らしいと感心しているところです。

ゆうがおは白いお花なのですか。

白は、日が落ちるころ、力強く、気高く、浮かび上がるような気がします。

秋明菊が沢山蕾をつけています。

明るい昼間の日差しでは目立たないのに、

夕方に白く揺れているのを見るのが好きです。

なんて、ちょっと気恥ずかしい気がします。

ジンジャーの件、打ち明けてしまったのでね。

雑な私も、ふっと立ち止まる時があるのです。

植物のメッセージは愛がいっぱいですね。

遊さんのお便りもやさしさがいっぱいですね。

転んでしまわれたとか、お大事になさってくださいね。
2. Posted by 遊さん   
有賀 陶子さん
お優しいコメントをありがとう
ございました
ゆうがお(よるがお)の花は
白い色です
黄昏時に みるみる間に開く
不思議な花ですが,,,
結(ゆい)さんが撮ってくれる
写真を 心待ちしている遊さんです

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