2009年03月13日
花を 思う...
遊さんです
三月になりカレンダーをめくれば 藤色のやさしい縁取りの
絵柄です
今年の二月は梅見をしませんでしたが
桜花を眺められるのも間近です
以前の梅見を 思い出しました
何十年も前になりますが あるご老人の邸宅に伺いました時
広いお庭に 梅の木が力強く両横に枝が広がり
それは見事に白い花が わぁっと盛り上がり迫る感じで
咲いていまして 驚いたことがありました
枝の中の数本は 樹皮だけで花をつけていました
ご老人は「これは 江戸中期の木かな」とおっしゃいました
背景には泰山木が距離をおき 梅の古木を守るように
立っていました
木の根元には 筆文字で「臥竜梅」と書かれた板が
すっと立てかけてありました
「ああ 生き抜いているのだ」と感じたことでした
三年ほど前の梅見は 通院の送迎を頼むのですが
或る時「次の辻を左折ね」と言ひ それは私の間違いで
景色が違うと気がつけば 行き止まりで空き地のような
すがれた畠のような地でした
その畠にも見える隅に 一樹の白梅が立って花を
ほころばせて居ました
梅林も嬉しいものですが 一樹の梅を眺めて更に嬉しい
ことでした 気の重い通院に梅見が出来ました
ボランティアさんには道の間違いを謝りながら ゆっくり
Uターンをしてもらいました
これは 怪我の功名といえますでしょうか...
お雛様のお菓子が入っていた和菓子の箱です
ゆったりした六角形の箱のふたは桃の色の無地
でしたが 三種の友禅紙を並べて貼ってみました
藍さんから送られてきた覆輪(ふくりん)の
細い鹿の子の紙をアクセントに 貼りました
桃のお花達の 華やいだ可愛い声が
きこえてきそうな気がします
藍さんです
姪の娘の注文で 作った眼鏡ケースです
彼女から送られた好みの布を 使って..
お気に入りのようで 嬉しいです
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この記事へのコメント
ワタシの季節になりました
遊さんのおしゃべりにありました
梅の花の時期が終わると、木蓮やこぶしが
咲き出しました
遊さんが偶然出遭った梅の花、
本当に素敵だったのでしょうね!
桜のような華やかさがないかわり、
どこか懐かしいような安心感が
梅にはあるように感じます
遊さんの小箱、春らしくて
とてもかわいらしいですね
藍さんのめがねケース、
きっと、姪ごさんに喜ばれたのでしょう!
白木蓮さん
コメントをありがとうございました
今や桜が咲き始めましたね
うらうらと ゆっくりの「時」の中で
ただよっていたいものです
また お遊びにいらしてくださいね