2010年02月
2010年02月25日
庭の花
遊さんです
玄関前の一叢と 庭の一叢の水仙が
今年は花をつけないままでした
去年は五十本近く花をつけ とても嬉しい嬉しい
思いをしたのに...
「それはそうだ」とこっそり 納得してはいるのです
手入れをしないでいて 花をつけてくれれば
喜んでばかり...
大好きな日本桔梗も とうとう十年目で 絶えました
あの花もこの花もと 数えれば花の少ない庭に
なりました
開いた花を喜ぶばかりで 手入れが出来たら
良いのになと考えて 残念な思いです
先日 結さんの友人宅へ便乗して そのお宅の
梅の枝を何本か切って頂き 嬉しい思いをしました
帰りの車中での深い香り 梅の香りの強いのに
初めて驚きました
存分に 梅の香に酔う 嬉しさよ
うすくれないの花片に ふれし
花つけぬ 水仙一叢あわあわと
薄雪かむり 狭庭いろどる
頂いた梅の枝です
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2010年02月19日
お地蔵様
遊さんです
小学生のころです
人通りが殆どないうす暗い細い道半ばに
大きな椿の木が 何本か立っていました
少し地所が盛られて一寸うす気味わるい雰囲気でしたが
赤い赤い藪椿が ポトポトとたくさん散るのをいっぱい
拾ったものでした
夏になると男の子達は 蝉取り とんぼ取りに大きなモチの木の
ヤニを取りに行き亦急いで帰ってきます
其処は墓地らしくドッチボールくらいの石が欠けたりして
散っていました
道の反対側には小さなお堂が建ち 御縁日もありました
のし餅のように伸ばした白い飴を 「おとさん」と呼ばれていた
おじさんが小さなノミでトントン細く砕くのが 面白くて
いつも眺めていました
口に入れるとほんのり甘くすぐ溶けました
痰切り飴といいました まだ続いているのかな?
その小さなお堂を 「爪切り地蔵さん」と呼んでいたのですが
大人になって大きな間違いに気付きました
「罪切り地蔵さん」だということです
昔々隣の城下町から 罪人が運ばれそこで処刑されたそうです
その人達の供養のための小さな墓地だったのです
今は開発されてしまったでしょうか
もう何十年もその道は通らないので
やっぱり「爪切り地蔵さん」が馴染みの呼び名ですね
大きな大きな藪椿が目に浮かびます
侘び助 一輪
掌にのるほど小さな花器に挿して
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2010年02月07日
遊さんのカレンダー
遊さんです
毎年 師走に入ると結さんから恒例のように
手にすっと持てる大きさの 冊子状のカレンダーが
届きます
そして楽しませてくれます
遊さんの好きな作家 画家 若い頃観た映画の
俳優のお誕生日が 書き込んでくれてあるのです
子供達のお誕生日 亡夫のお誕生日も...
その日は どんなだったかなと 思い出します
一月には 三岸節子、北原白秋のお誕生日が ありました
三岸節子さんは もう何十年も前に住んでいた街で 一度だけ偶然に
お見かけして とても嬉しい思いをしました
描かれる絵の赤の色は 目に残り よく美術館に
足を運んだものでした
また 諳んじるほど好きな白秋の落葉松の詩
何度も口にした若い日の 明るい日々を しのんで居ます
大切な毎日です
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