2010年10月14日

鈴懸の径(みち)


遊さんです
猛暑の名残でしょうか
十月になっても 暑さが残っています
少しづつ少しづつ爽やかさを味わって行きましょうか
嬉しいことは 小出しに.....

ある日 陽が落ちての結さん夫婦の散歩のお土産に
鈴懸の実を もらいました

鈴懸という語に 一つの情景が 浮かびました

戦争末期 短い距離の鈴懸の並木道が
ありました
そばに黒板塀の家が何軒か建っていましたが
毎朝 鈴懸の木の陰に馬と兵隊さんが
立っていました

肩の星は二つか三つ よく覚えていませんが
戸が開き 金筋の将校さんが やおら出て来て
ひらり さっと乗馬されます

通学の私達の列は その様子を眺めながら
通るのですが 手綱を持つ若い兵隊さんは
何時も少し恥しそうにしていたのを
思い出します

あの若い兵隊さんは 戦地へ行ったのでしょうか
それとも間もなくの終戦で無事に
故郷に帰ることが出来たのでしょうか

絵をみるように 今もよみがえります


小さな籠に鈴懸の実を入れて
テーブルにあります
ここ何日か 眺めています

訪れた人が「鈴懸の径」を 歌い出しました
遊さんは一寸びっくりしましたが
のびのびとしたよいお声が 響きました



歌詞にあります小鈴くらいの実が
五つ
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この記事へのコメント

1. Posted by まつむし草   

遊さん こんにちは

鈴懸の並木道...

目をつぶると 並木道が見えるよう..です

大きな木に こんなかわいい小鈴くらいの実が

たくさんみえたのでしょうか

かわいい実 ほんとうに 鈴のようですね

歌も 曲も詩も とても素敵ですね

私も 大好きな曲です そして木もかわいい実も!

秋の移ろいの季節 

どうぞ ゆっくりお過ごしください
2. Posted by 遊さん   
まつむし草さん
鈴懸の径の歌 思いの満ちる歌の一つです

鈴懸の実を眺めつつ ゆっくり思い出されます
本当に可愛い実ですね

今年は秋が短いとか
あまりゆっくり味わっては居られないかもしれませんね

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