2012年05月21日
新作 つれづれ小箱
今日は生憎の小雨模様です
出来合いの箱 とてもしっかりしていて処分するには忍びないものも
たくさんあります
遊さんの好みで 新しく生まれ変わりました

京都の友禅紙も混ぜて 貼りました
京の小路という名を付けました

塗りのお匙の入っていた黒い細長い箱です
落ち着いた色合いの布と 光るような紫の
友禅紙を合わせて...
どんな銘がよいでしょうね?
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2012年05月18日
若葉のころ
この季節 萌え出る若葉の美しさは素晴らしくて 生垣に沿って伸びる若い芽を
毎日眺めています
今年も春から初夏にかけてやわらかい風にキラキラ揺れながら光る若葉の姿に
出逢えたことの嬉しさを味わいます
結さんが絶やさないように庭のお花や若い葉の枝を持ってきて 部屋のあちこちに
挿してくれます
出窓や玄關 一日中掛けているテーブルの上にも...
育った家では 亡母がトイレにも一年中挿していました(亡母から子供の頃
聞いた言葉では トイレの神様は赤い花が好きとのことでした)
昔のことですからきんせんかや赤い小菊だったように思います
今は赤い花に負けない若々しい日向水木の一枝が挿してあります
日向水木の若い芽の短い枝を テーブルの上にそっと挿して置きました
失調症の故なのか手が勝手に動いて花器を倒すこともあるので
小さな器に入れて卓の端に置いているのです
やがて六月になると大好きな桐の花が咲くので 結さんに車で連れて行ってもらう
大きな楽しみがあります
あのやさしい色の桐の花を仰ぐのは 毎年の私の行事です
結さんが花をつける桐の木を 二箇所に見つけてくれました
ドライブを兼ねての水無月の決まり事です
見ていると心持ちもやさしくなる思いです

日向水木の芽
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2012年04月22日
桜花弁(さくらはなびら)
しばらくのお休みでした
姉妹の和ブログをのぞいて下さっている方達も
お元気でいらっしゃいますか
遊さんは 窓の向こうの堤の桜花弁が 小さな風に吹かれて西の方向へ
やさしくやさしく舞っていくのを眺めています
桜は開花をあれこれ予想され 待たれて待たれて...
そして満開になれば喜ばれ
さらさらと散れば風情を思わせて惜しまれ
もう一度今度は葉桜で亦しっかり変化する季節を知らせて
なんと人の心を豊かにさせてくれることでしょうか
桜花弁は 家の前の道路に散り敷き 庭に散り敷き
門扉に手をかければ手にふわりと降りてきます
毎朝 ポストに向かうのに 柵につかまりながら歩く遊さんの靴は
桜花弁を踏んでしまいますが
これも亦 此の季節の一つの贅沢なのだろうとも感じます
ああ 此の春も一つの幸せをあじわいました
月が変わったら葉桜を仰ぎましょう
亡夫の故郷には 樹齢八百五十年ときく桜の大樹が
小高い丘にどっしり構えて咲きます
満開も過ぎ もう散ってしまったでしょうか
木の根元には小さな祠がありました
その大樹にはとても良い名前がついていて今も親しまれています

妹の藍さんの作った一閑張りの籠
これは 蓋付きのお弁当箱だったのを
藍さんに一閑張りにしてもらいました
竹の摘みもつけて...
おとなりには 遊さんのひし形小箱です
花の咲いたような形の松ぼっくりをしのばせて..
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2012年02月25日
幼心に感じた言葉
遊さんです
関西に住んでいた頃 2、3才の子供の手を引いて
毎夕歩いて5分程の公設市場に行っていました
その頃はまだスーパーマーケットとは呼ばないのでした
歩く道沿いに竹垣一面に薔薇のつるが絡んでいる家があり
子供はちょっと立ち止まり 絡むつるをじっと見つめ
「みんなけんかしてからんで居て可哀想」と言います
遊さんは「そうして絡み合い助け合ってしっかり垣根につかまって
大きくなり春になると可愛い小さな桃色の花が一面に咲いて
薔薇の垣根になるのよ」と 話しました
また夕暮れの空を仰ぎ 細いお月様が見えると
月はまん丸いものと童謡にあるのを思い出すのか
ぶつかって割れたと感じたらしく また「可哀想」と言って
立ち止まるのでした
現在も新聞に時々幼児のそれなりに感じたことを言葉にして
載せるコーナーがありますが 読むのが楽しみです
覚えたての言葉で見たままを素直に表すのは
何て新鮮で大人を驚かせるのでしょうと思います
こんなことも...歩き始めの頃 靴を履かせるのもよいのですが
足の指にしっかり力がつくからと聞き ちいさな下駄や草履を
履かせたりしていました
そして脱げないように鼻緒に紐を付けて歩かせたりしていたのですが
鼻緒の形が 針仕事で使う握りばさみを想像させたのでしょうか
庭をゆっくり歩きながら まだまわらぬ口で
「チャッチン(チョッキン)みたい」と言って喜んでいました
幼いころの言葉は何年経っても 懐かしく嬉しさを湧かせます

しっかりした紙箱に やさしい折り鶴模様の
友禅紙を 貼りました
ちょっと幾何学模様になりました
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2012年01月13日
遊さん流 新年のご挨拶
遊さんです
新年も穏やかな三が日でした
年の始めからもちろん様々なことがあって
お正月を過ごされた方もいらっしゃるのでしょうが
今年はなるべく平安であります様にと 祈りました
歳を重ね不自由さもありますので ここ十年ほど前から
お年賀状を出すのはやめています
でもやはりお年賀状をいただきます(嬉しいことです)
そこで七日過ぎにお返事を書くのは これはこれで近況を知り
また知らせる事で ここ十年来のならいになりました
やはりこれは年の始めの決まり事ですね
そして学校時代の友人 知人を思い昔を振り返ることが
年の始めの為すことです
遊さんは友人 知人そして自分自身も無事に一年間を過ごせますよう
念じました
よく転倒するので これは遊さんなりの注意力で気をつけて
無事に桜の季節を迎えることが出来ますように
一つの目標です
京都のおみやげにいただいた友禅紙です
紅絹(もみ)のようなはっとする赤色です
もっと鮮やかな赤色なのですが...
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2012年01月05日
墨の香り
遊さんです
新年おめでとうございます
遊さんのブログ
今年も出来るだけ 続けて行きたいですね
ご覧いただけましたら 嬉しいです
昨年の暮れに ご高齢の方々に和の小箱を差し上げることになりました
友禅紙を貼った小さな箱に 何かしのばせたいと思い
あれこれと考えてみました
料紙の切れはしに短い言葉を書いたらどうでしょう
お花の名前、季節への思いなどと考えましたが
はるか昔子供の頃の遊びを
小筆で書いてみようと 決めました
久しぶりに墨を摺り よい香りです
思い出した子供の頃の遊びは様々でした
花いちもんめ お手玉 かくれんぼ 石けり
春の花摘み 夏の蛍狩り 秋のとんぼとり
そして彼岸花を両手いっぱいに抱えるほど
摘んだことも 思い出されました
そんな遊びを拙い字ですが 書いてみました


遊さんも嬉しくなる贈り物になりました
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2011年12月29日
みかん
遊さんです
故郷はみかんの産地です
みかんは海風を受けて 黄金色になり甘くなるようです
秋たけなわに美味しくなるもの 年越して二月頃甘くなるもの
春先に美味しくなるもの 甘みもそれぞれです
戦時中 母が 遠いみかん山まで みかんの買い付けに行っていました
もうじき出兵する兵隊さん達に「お腹いっぱいお食べ」と出していたのを
思い出します
みかんが海風をいっぱい受けて お日様の光をいっぱい受けて
育ち甘くなるように 人の世も山河も生きるもの全てが暖かく
穏やかでありたいとつくづく思うのです


タペストリー型のクリスマスツリー!
楽しそうに一人ぶら下がっているサンタ坊やです
このお人形は多分三十年も前に 遊さんが作ったっものです
フェルト ジョーゼット 綿 などの材料で..
まだまだ現役で 毎年結さん宅のクリスマスには
飾られています
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2011年12月28日
本寿のお祝い
遊さんです
しばらくの間 おやすみしていました
遊さんのこのブログをのぞいて下さった方々
ご心配をおかけしました
今年もあとわずかです
十一月に嬉しいお祝いがありましたので このお話を...
毎年秋も深まる頃 遊さんのお誕生日がめぐって来ます
この秋のお誕生日は 昔風に言うと 「半寿」だそうです
思ってもみなかった高齢になりました
二十代三十代の頃 お誕生日を迎えたことも 少し
思い出されました
結さん家族が素敵なプレゼントを贈ってくれました
草木染めの糸を織ったのでしょうか
色とりどりのコースターのように見えますが...
自由に使って下さいとのこと
今様の色の名前はついていません
黒は「墨」 緑系統は「抹茶.松葉.萌黄」
濃い紫は「桔梗」 少し赤味がかった紫は「葡萄」
赤は「茜」 うす茶は「象牙」 濃い茶色は「栗」
黄色は「芥子」 濃い灰色は「利久」
ピンク色は「桃」 濃い青色は「鉄紺」
これらの十三色です
この和風の名前は 訪れた人達に「覚えてね」と言って
説明をしましたら 皆さん「素敵 素敵 楽しい」と
喜んでくれました
ニ、三枚ずつ額に入れて楽しむのもいいでしょうね
今は すべてを桐のお盆に並べて入れてあります
何とも嬉しい贈り物でした
それからもう一つ 「半寿」ではなく
読書好きな遊さんは「本寿」のほうがよいのでは...と
若い人の発想がありました
半寿の「半」の字を分解して 八十一
でも 本寿の「本」の字を分解してほぐしても
出来ました! 八十一になります
やはり 「本寿」のお祝いがいいですね
嬉しさが重なりました
ご覧の皆様 このコースターの色と色名が
一致しますでしょうか
ものの名前とは 大切なものと思います
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2011年11月20日
丸い小箱が出来ました
結さんに薄紅色の上用饅頭をお土産にもらいました
お饅頭が入っていたのは 丸い経木の箱でしたので
友禅紙を貼ってみたくなりました
ふたを何とか工夫して作れば 菓子器になるかしら...と
時にはこんなのも風変りでよいかなと思うのですが
使ってもらえるでしょうか
蕎麦ぼうろを入れましょう
茹で上げた栗も盛ってみましょう
遊さんは文字どおり こんなことで 遊んでいます
秋も深まりました 読書などで 夜長を過ごすよい季節です

様々な模様の扇面がいっぱいの友禅紙で
装いました
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2011年11月11日
どんぐりころころ
ちらりと見たテレビの背景で イチョウの葉が黄金色に色づき始めていたと
結さんからそろそろどうかな?と 近くの公園へのドライブに
誘われました
行ってみると残念ながら イチョウはまだ濃い緑一色でしたが
人気のない駐車場で車の中から やさしい夕焼空を ゆっくり見つめる時間がありました
すると ポトン ポトリ...音がして車の上を何かがころがっているようです
結さんが車を降りて 小さなどんぐりを見つけてきました
広い駐車場で サッと停めたその場所の後ろに どんぐりのいっぱいついた木が
偶然あったようです
ちゃんとはかまをつけたどんぐりは マテバシイの実の半分ほどの
大きさで可愛いです
何の木なのでしょうか
帰宅して 覽の形の小さなかごに どんぐりを盛りました
テーブルの上は 秋です
しばらく本当の秋日和が続きます
何日か後に イチョウの黄金色がいっぱいに散り敷く坂道に
再度のドライブにでかけるのが また楽しみです

駐車場で見つけたどんぐり
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